奉仕・ボランティア教育研究

担当者:

所員: 細谷 早里
渡邉 光一
所澤 保孝
高野 進

 

研究課題の大要:

 1) 文部科学省による「奉仕」の実践方針についての検討

 2) 関東学院各校における事例研究―建学の精神との関わりにおいて

 3) 他校の奉仕教育と実践例の調査

 4) 教科書の分析―小学校国語、中学校英語・国語・社会・道徳

 5) 建学の精神における「奉仕」について

 

 2009年度の活動:

第2回研究会: 7月17日, 10:00-12:30

  今後の研究会開催予定と研究活動の内容について検討した。 本研究会は小田原キャンパス勤務の教員や退職した客員研究員などがいてなかなか全員が集まることが難しい。集まる回数は少なくなる可能性があるが、各プロジェクトを中心に少しづつ活動を展開してゆくことにした。 今回は次の3点について検討した。

  1)奉仕・ボランティアの視点から見た関東学院の教育の源流をたずねる。
    10月の125周年を記念して発行が予定されている「関東学院の源流を探る」をテキストにして研究会を持ち、検討してゆく。
    関東学院の教育の歴史に詳しい人たちを呼んで研究会を持つ。
    最終的に人物を中心とした関東学院の自校史のテキスト作成を目指す。

  2)奉仕・ボランティアの理論的研究のための文献研究を進めることを検討した。
    次のテキストを取り上げて研究会を持つことにした。
    ロバート K.グリーンリーフ著「サーバント リーダーシップ」英治出版、2009年

  3)奉仕・ボランティア活動に関する意識調査。
    学生を対象としたアンケート調査、「奉仕・ボランティア意識の形成に関する調査」を実施するための質問項目の検討を行った。
    今回は奉仕・ボランティア意識(観)がいつ、どこで、誰の影響で形成されはじめたのか、キリスト教系の学校で教育を受けた者と公立学校で教育を受けた者との間に違いはあるのか、等を明らかにすることを狙いとすることにした。

 

 2008年度の活動:

 4月17日午後第1回の研究会を持ち2008年度の方針を決めた。以下のような3本の研究テーマとした。

1) 奉仕・ボランティアの調査研究、(キリスト教主義学校の生徒、大学生、宗教主任等に調査アンケートを実施、結果発表)今年度はキリスト教学校で教育を受けた生徒と公立で教育を受けた生徒との奉仕ボランティアの意識の違いがあるかを調査する。

2) 奉仕・ボランティアの思想的分野の研究。

3) 教科書の中の奉仕・ボランティアがどのように現れているのか、扱われているのかを分析、前回は日本の小学校、中学校であったが、外国のテキストではどのようになっているか研究調査を進める。


 

各年度の活動:

2014年度

2013年度

2012年度

2011年度

2010年度

2008年度

2007年度

2006年度

2001〜2004年度

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