「依存症とキリスト教」研究会案内

「依存症とキリスト教」
研究プロジェクト

メンバー

　　

所員：安田八十五（経済学部教授）帆苅猛　（人間環境学部教授）

松田　和憲(工学部教授・大学宗教主任) 細谷早里（経済学部准教授）

研究員：棈木紀男（工学部特約教授）矢島道文

客員研究員：三井　純人（カウンセラー）田代　泰成（横浜女学院教諭）

小林弥生（カウンセラー）原真由美（日本バプテスト同盟機関紙編集委員）

藤原久仁子（京都大学人文科学研究所講師）葛西賢太（宗教情報センター）

山本直美(専修大学非常勤講師)

2009年度の活動計画

本研究プロジェクトの主たる目的は，「依存症」及び「依存症社会」の構造と特質をキリスト教の観点から分析し，解決のための方法と手段を探ることにする。
ことに，依存症からの回復のために安田・三井・田代等が実践しているキリスト教に基づく12ステップ方式による自助グループの活動を外部展開し，その有効性を検証し、普及をめざすとともにその学問的裏付けを強化する。また、不登校・引きこもり等の最近の大麻問題・不登校・引きこもり等最近の大学生等に起こっている学生の依存症に関しても、研究を進めたい。

2009年度活動計画：
調査研究フレームワークの確立と実践・基礎的調査研究の実施・定例研究会の開催・12ステップ方式自助グループの実践と理論化・学生依存症問題研究部会の形成準備

スケジュール(案)：
定例研究会：６月・９月・１１月・１月・3月の年５回開催予定
リトリートセミナー（合宿形式）を10月及び2月に開催予定（CLG12ステップGと共催の予定）
「依存症とキリスト教」公開シンポジウムを2010年3月に開催予定

2009年度の活動

第1回研究会　07月11日(土) 10：30～12:30

発題者: 田代泰成　客員研究員

テーマ: 「ラインホールと・ニーバーの『変革の神学』と依存症」

討議内容: 1.田代泰成研究員の研究発表
2．初めての参加者などの自己紹介
3．質疑応答

第2回研究会　09月25日(火) 19:00～

発題者: 小林弥生　客員研究員

テーマ: 「大学生の引きこもりと依存症II
-新しいタイプの「うつ」との関連性の検討-」

討議内容: 新しいタイプの「うつ」->3つのタイプと具体的事例
A.逃避型うつ病
B.未熟型うつ病
C.ディスチミア親和型うつ病

第3回研究会　11月10日(火) 19:00～

発題者: 三井純人　客員研究員

テーマ: 「依存症回避のための12ステップのプログラムの普遍性」

第4回研究会　1月23日(土) 14:00～16:00

発題者: 安田八十五　所員

テーマ: 「神、宇宙と人類の存在と関係に関する科学的分析
-神の存在と三位一体説の数学的証明-」

討議内容: 安田八十五氏の演説
質疑応答
「神の存在の数学的証明」という新しいテーマなので活発な質疑応答が行われた

各年度の活動：